JIS A １２１６ 土の一軸圧縮試験（乱さない、配合試験）
粘土など自立する供試体に対して軸方向のみから圧縮を行う試験。最大圧縮応力を一軸圧縮強さquと呼び、最大圧縮応力の半分の強度とその軸ひずみの勾配からE５０を求めることもできる。配合材を加えて締め固めた砂質土などでも行うことができる。
試験方法
土塊から円柱状に供試体を作成し、密度を測定後供試体の高さの１％／分のスピードで軸方向に圧縮する。
試験値
正規圧密粘性土の場合、その地点の深度からおおよその値は推定できる。過圧密粘性土の場合深度からの推定値より大きくなる。砂や礫が混入する場合強度が低下する恐れがある。
また、セメント等を加え 添加量と強度の関係を求める配合試験を行なうこともある。その場合 六価クロム溶出量を求めることも多い。（セメント及びセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶出試験実施要領（案））
試験状況
試験デ−タ例
